Poor Fundamentals

拙いファンダメンタルズ 19/10/3

RBA は 19/10/1日、メルボルン–準備銀行理事会ディナーでの Philip Lowe総裁のスピ－チ内容を公表しました。
この内容について読んでいきたいと思います。
スピ－チの重要部分と思われるところを抜粋してみました。
英文も添付しますので、細かなニアンスもつかめるかと思います。
政策金利を 0.25% 引き下げ 0.75% にした直後の発言です。
これを読むと、再度の利下げはないように思えるのですが、どうでしょうか？

19/10/1日 Lowe総裁スピ－チ抜粋

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理事会は本日、国内では、オーストラリア経済が穏やかな転換点に達しているように見えることを議論しました。
経済は最近軟調に推移していますが、来年にはトレンドの成長に戻ると予想しています。
この見通しをサポートしている要因がいくつかあります。
これには、低水準の金利、最近の減税、インフラへの継続的な支出、一部の既存の住宅市場の安定化の兆候、および資源部門の明るい見通しが含まれます。
これらの要因を総合すると、ここから経済が改善傾向を維持することを期待する合理的な基礎を提供します。
A-phrase
理事会はまた、労働市場に細心の注意を払ってきました。
ここ数年、雇用の伸びは常に上振れに驚いています。
これは朗報です。
同時に、労働者への強い需要は、利用可能な労働者の供給の大幅な増加に対応しており、現在、参加率は過去最高となっています。
供給側の柔軟性の結果もあり、失業率は年初よりもやや高くなり、賃金への上方圧力はあまりありませんでした。
また、これは、中期目標範囲を下回るインフレーション結果の長期的な実行に貢献しています。
B-phrase
今日これらの動向を検討するにあたり、理事会は金融政策をさらに緩和することが適切であると決定しました。
私たちは、完全雇用とインフレ目標の両方に向けて、より確実な進展を目指しています。
私たちはまだ両方の面で進歩することを期待していますが、その進歩は私たちが望むよりも遅いです。
今日の決定が役立ちます。
C-phrase
その決定に到達するにあたり、理事会は、金融政策の経済への影響が時間とともに変化し、低金利から望ましくない副作用が生じる可能性があることを認識しています。低金利がどのように自分たちの財政を傷つけているかと私に書いている多くの人々が、これを絶えず思い出させます。
D-phrase
しかし、重要なことは、理事会は金融政策がまだ機能していることも認識していることです。
経済全体の雇用、雇用、収入の増加を支援する働きをします。
本日の決定は、6月と7月の決定とともに、これらの側面を支援します。
そうすることで、これらの決定はオーストラリア国民の集団的経済的福祉(厚生)を促進します。
これは金融政策の最終目標であることを忘れてはなりません。
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英文

Philip Lowe Governor
Reserve Bank Board Dinner Melbourne – 1 October 2019
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Domestically,
the Board today discussed how the Australian economy appears to have reached a gentle turning point.
The economy has been through a soft patch recently,
but we are expecting a return to around trend growth over the next year.
There are a number of factors that are supporting this outlook.
These include the low level of interest rates, the recent tax cuts,
ongoing spending on infrastructure,
signs of stabilisation in some established housing markets,
and a brighter outlook for the resources sector.
Together, these factors provide a reasonable basis for expecting that the economy will remain on an improving trend from here.
A-phrase
The Board has also been paying close attention to the labour market.
Over recent years,
employment growth has consistently surprised on the upside,
which is good news.
At the same time,
the strong demand for workers has been met with strong growth in the supply of available workers,
with the participation rate now at a record high.
Partly as a result of this flexibility on the supply side,
unemployment is a little higher than it was at the beginning of the year,
and there has not been much upward pressure on wages.
In turn,
this has contributed to the extended run of inflation outcomes below the medium-term target range.
B-phrase
In considering these developments today,
the Board decided that it was appropriate to ease monetary policy further.
We are seeking to make more assured progress towards both full employment and the inflation target.
We still expect to make progress on both fronts,
but that progress is slower than we would like.
Today's decision will help.
C-phrase
In reaching that decision,
the Board recognises that the impact of monetary policy on the economy has changed over time,
and that there can be some undesirable side effects from low interest rates.
The many people who write to me saying how low interest rates are hurting their finances serve as a constant reminder of this.
D-phrase
But, importantly,
the Board also recognises that monetary policy still works.
It works to support employment,
jobs and income growth across the economy.
Today's decision,
together with our decisions in June and July,
will assist on each of these fronts.
In doing so,
these decisions will promote the collective economic welfare of the Australian people,
which we need to remember is the ultimate goal of monetary policy.
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本英文は、
https://www.rba.gov.au/speeches/2019/sp-gov-2019-10-01.html
から引用していますが、
https://www.rba.gov.au/
は Poor な WEB サイトなので通常はうまくアクセスできません。
19/6/24日に良くなったかなと思ったのですがまた逆戻りしました。
アクセス制限をかけ、そのまま解除しないようです。
何のための WEB サイトなのでしょうか？

拙いファンダメンタルズを最後までお読みいただきありがとうございます。

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拙いファンダメンタルズ 19/10/3

19/10/1日 Lowe総裁スピ－チ抜粋

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