遅行スパン
遅行スパン PLL-B 位相同期使用方法
それでは、遅行スパン PLL-B 位相同期を実際に使用してみましょう。
PLL-B 位相同期アプリ
をクリックすると、遅行スパン PLL-B 位相同期アプリを起動することができます。
開いたら、各設定項目を入力してください。
- 比較期間
比較期間は 10~29 を設定を設定してください。
必須入力項目です。
範囲外の値を設定すると
「比較期間は 10~29 にしてください」
のエラ-メッセ-ジが出ます。 - 表示デ-タ数
88~138~188 を設定してください。
87 以下及び 189 以上を設定すると
「表示デ-タ数が範囲外です
88~138~188 を設定してください」
のエラ-メッセ-ジが出ます。
設定値によりチャ-ト幅が変わります。
設定値 チャ-ト幅
88 600px
89 ~138 900px
139~188 1200px - 表示形式
1~3 の値を設定します。
どの値を設定してもチャ-ト図は必ず表示されます。
範囲外を設定すると
「表示形式が不正です」
のエラ-メッセ-ジが出ます。 - 1:途中経過含め全表示
偏差σの最小値を求める過程を見ることができます。
σmin =0.644
偏差σの暫定最小値を
-------------遅行値 =12
期間 =10
最終比較足(デ-タ数-期間) = 194
基本Avg = 78.87
Avg_m = 82.116
ΔAvg =3.246
-------------
のような書式で途中経過を参照することができます。 - 2:結果デ-タとチャ-ト
途中経過は省略され、基本情報と最小となる各種デ-タが下記のように表示されます。
-------------
基本情報
デ-タ数 =204
最新日付 =2018/12/28
最新終値 =77.644
初期比較期間 =10
最小となる各種デ-タ
σ =0.528
遅行値 =95
比較期間 =10
基本Avg = 78.87
Avg_m = 81.109
ΔAvg = 2.239
最終比較足(デ-タ数-期間) = 194
-------------
なお、初期比較期間からσが最小となる期間を探し始め、最小σを見付けた期間を比較期間として表示します。
また、基本情報はチャ-ト右上隅にも表示されます。 - 3:チャ-トのみ
途中経過や結果デ-タは省略されチャ-トのみ表示されます。
- 設定
入力が完了したら「設定」ボタンをクリックします。
設定値確認画面に遷移しますので、よければ「実行」ボタン をクリックします。
入力値を修正したいときは「再入力」ボタンをクリックします。 - 結果表示
パラメ-タを変更して表示したいときは下の方にある「もう一度」をクリックしてください。
- 注意事項
表示デ-タ数設定値が小さい時で、算出された遅行値が大きいと 遅行スパン(紫色太線)が隠れて見えないことがあります。
こんな時は、表示デ-タ数を大きくしてください。 - デ-タ更新
デ-タはほぼ毎日、午前中を目処にアップデ-トしていますが、更新遅れが発生することもあります。
ご容赦ください。
遅行スパン PLL-B 位相同期結果の見方
- 遅行スパン
遅行スパン(紫色太線)は、現在の終値を遅行値分だけ過去に戻してチャ-ト表示されます。
- 予測値
遅行スパン(紫色太線)の先5本分の終値が予測値となります。
そして予測値それぞれを±σ分シフトしたものが予測上下限になります。
これらの値はチャ-トの右端に黒太線と黒細線で表示されます。
これで、遅行スパン PLL-B 位相同期使用方法の説明は完了です。
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